北海道の旭山動物園へ家族旅行に行ってきました

2025年7月、北海道旅行の2日目に、旭川市の旭山動物園へ行ってきました。
札幌駅前でレンタカーを借り、家族4人で2時間ほど車を走らせて向かったのですが、「動物たちとの距離が近い」と評判の展示方法は噂以上で、大人も子供もすっかり夢中になってしまう時間になりました。

旭山動物園とは

旭山動物園は、北海道旭川市にある市立の動物園です。一時は来園者数の低迷で閉園の危機にまで追い込まれたものの、動物本来の生き生きとした姿を見せる「行動展示」という独自の展示方法を打ち出したことで人気に火がつき、現在では国内屈指の来園者数を誇る動物園として知られています。

「もぐもぐタイム」と呼ばれる給餌の時間に合わせて動物の活発な様子を見られたり、水中を泳ぐ姿を間近で観察できる展示があったりと、ただ動物を眺めるだけでなく、その動物らしい行動そのものを楽しめるように工夫されているのが最大の特徴です。東門・正門どちらからも入園でき、園内は起伏のある地形にそって通路が続いています。

入園料は大人1,000円、中学生以下は無料(旭川市民の場合は大人700円の特別料金あり)と、子供連れにはうれしい料金設定になっています。我が家も小学生の娘と息子は無料で入園でき、家族4人でもリーズナブルに1日たっぷり楽しむことができました。

見どころ

レッサーパンダの空中回廊

旭山動物園といえば、というくらい有名なのが、レッサーパンダの展示です。建物と建物の間に張られたロープの上を、レッサーパンダが頭上をひょこひょこと渡っていく「空中回廊」のような展示スペースがあり、私たちが訪れたときも運よくレッサーパンダが渡っている場面に遭遇できました。

木の上を歩くような自然な動きで、フサフサの尻尾を揺らしながらゆっくりと綱を渡っていく姿に、子供たちは「かわいい!」「落ちないの!?」と大興奮。頭上を移動していくので見上げる形になるのですが、その分バランスを取りながら歩く様子がよく観察できて、写真好きの娘は何枚も何枚もシャッターを切っていました。渡り終えた先の建物にひょいっと飛び移る瞬間まで見届けられたのは、ちょうどいいタイミングで通りかかった私たちにとってはラッキーな出来事でした。周りにいた他の来園者からも「わあ」という歓声が上がっていて、レッサーパンダの人気ぶりを肌で感じる場面でした。

エゾヒグマ、そしてホッキョクグマ・アザラシなどの北国の動物たち

「エゾヒグマ」の展示エリアでは、北海道に生息するヒグマの生態がわかる看板とともに、広々とした放飼場でゆったりと過ごすヒグマの姿を見ることができました。図体の大きさに反して、木の陰でのんびりする様子はどこか愛嬌があります。切り株や岩を配置した放飼場は、野生のヒグマが暮らす環境に近づけて作られているそうで、単に檻の中に入っているというより、森の中に迷い込んだヒグマをそっと観察しているような気分になれる展示でした。

このほか、ホッキョクグマやアザラシ、ペンギンなど北国ならではの動物も充実していて、東門近くの案内エリアには「WELCOME」の文字が世界各国の言語で書かれたウェルカムボードとともに、ホッキョクグマやアザラシ、ペンギン、オランウータンの立体模型が並ぶ撮影スポットもありました。息子と娘がそのボードの前で並んで座った写真は、旅の記念写真の中でもお気に入りの一枚になっています。

ホッキョクグマ館では水中を泳ぐ姿をガラス越しに観察できるコーナーがあり、陸上でのんびりしている姿とはまったく違う俊敏な泳ぎっぷりに、家族みんなで「速い!」と驚かされました。ペンギン館でも同様に水中トンネルのような通路があり、頭上や左右をペンギンが泳ぎ抜けていく様子を眺められて、子供たちはしばらくその場から動こうとしませんでした。

外部リンク 旭川市 旭山動物園

混雑状況・所要時間

訪れたのは7月上旬の平日でしたが、レッサーパンダやホッキョクグマなど人気の展示エリアはそれなりに賑わっていました。園内はアップダウンがあるため、歩きやすい靴での来園がおすすめです。じっくり見て回ると2〜3時間ほどかかる広さがあり、私たちも午前中いっぱいを旭山動物園に充てるくらいのつもりで訪れて、ちょうどよいボリューム感でした。

札幌駅前でレンタカーを借りてから旭山動物園までは、高速道路を使って1時間半ほどのドライブでした。旭川方面へ向かう道中は畑や牧草地が広がるのどかな景色が続き、車窓を眺めているだけでも「北海道に来た」という実感がわいてきます。朝早めに出発したこともあり、開園直後の比較的落ち着いた時間帯から見学をスタートできたのもよかった点です。人気の高いレッサーパンダやホッキョクグマの展示は、午後になるにつれて混み合ってくる印象だったので、午前中の早い時間に訪れるのがおすすめです。

グルメ・お土産

園内にはレストランや売店が点在しており、東門周辺のお土産コーナーには旭山動物園オリジナルのぬいぐるみやお菓子が並んでいました。ぬいぐるみ集めが趣味の息子は、レッサーパンダのぬいぐるみをじっくり吟味して選んでいました。かわいいもの好きの娘も、動物モチーフの小物に目移りしている様子でした。

軽食コーナーでは、北海道らしいソフトクリームや、ホッキョクグマやペンギンの顔をかたどったクッキーなども見かけました。歩き疲れたタイミングでベンチに座って一息つきながら食べるソフトクリームは、旭川の夏の日差しの中でとくにおいしく感じられました。

写真集

レッサーパンダが屋根の上のロープを渡っていく瞬間を捉えた写真は、今回の旅行の中でも1、2を争うお気に入りです。ピントを合わせるのが難しい被写体でしたが、しっかりと姿を収めることができました。

エゾヒグマの看板と、奥でゆったり過ごすヒグマを一緒に収めた写真は、北海道らしい野生動物の雰囲気が伝わる一枚になりました。東門近くのウェルカムボードの前で並んで座る子供たちの写真は、ホッキョクグマやアザラシの立体模型と一緒に写り込んでいて、旅の記念写真としてもにぎやかで気に入っています。ホッキョクグマ館の水中トンネルで撮った、泳ぐホッキョクグマを見上げる子供たちの後ろ姿の写真も、水の青さと生き物の躍動感が伝わる一枚でお気に入りです。

まとめ

おすすめ度:★★★★★
滞在時間の目安:2〜3時間程度

「動物との距離が近い」という評判は本当で、レッサーパンダの空中回廊をはじめ、写真映えするシーンにたくさん出会える動物園でした。子供たちは終始「かわいい」「すごい」と声を上げっぱなしで、大人が見ても十分に楽しめる展示の工夫がされていると感じました。中学生以下は入園無料という料金設定も、子供連れの家族旅行にはうれしいポイントです。

旭川・美瑛エリアは札幌からやや距離があるため、日帰りで訪れるなら車移動が便利です。この日はこの後、美瑛の丘・ラベンダー畑へも足を延ばし、旭川・美瑛エリアを1日でまとめて楽しむ行程にしました。動物と花畑をあわせて楽しめる欲張りなコースは、北海道ならではの旅の醍醐味だと思います。冬季は雪の中をよちよち歩く「ペンギンの散歩」なども見られるそうなので、季節を変えてまた訪れてみたいと思っています。

北海道の美瑛の丘・ラベンダー畑へ家族旅行に行ってきました

旭山動物園ホームページなど

旭川市 旭山動物園 公式ホームページ

住所 〒078-8205 北海道旭川市東旭川町倉沼
旭川北ICから車で約20分(約10km)、旭川鷹栖ICから車で約30分(約17.9km)
駐車場あり(正門・東門の公営駐車場は無料、周辺の民間駐車場は有料の場合あり)

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