高知県の海洋堂SpaceFactoryなんこくへ家族旅行に行ってきました

2025年8月、高知県南国市にある「海洋堂SpaceFactoryなんこく」へ行ってきました。
高知観光の途中で少し時間に余裕ができ、次の目的地に向かう途中で「なんとなく面白そうだな」と思い立って急きょ立ち寄った場所です。フィギュアにそこまで詳しいわけではない我が家でしたが、結果的には予想以上に楽しめる時間になりました。

海洋堂SpaceFactoryなんこくとは

海洋堂SpaceFactoryなんこくは、高知県南国市にある、フィギュアメーカー「海洋堂」とものづくり体験ができる施設です。2021年3月にオープンした比較的新しいスポットで、ものづくり人材の育成と観光の両方を目的に作られたのだそうです。

建物は宇宙船をイメージしたユニークな外観で、1階ではガラス越しにフィギュアの製造現場を見学できる「工場見学」が目玉になっています。職人さんが実際に作業している様子を間近で見られるほか、ズームカメラで細かい作業の手元まで観察できるコーナーもありました。3階には世界中から集めたフィギュアが並ぶ企画展示室があり、見ているだけでもかなりのボリュームです。施設名に「スペース」とつくだけあって、宇宙をテーマにした展示も多く、館内のあちこちにロケットや宇宙飛行士のジオラマが配置されています。

「海洋堂」というメーカー自体は、食玩のおまけフィギュアやガチャガチャの精巧なフィギュアで有名な会社で、大人になってから知ったという方も多いかもしれません。私自身もそうでしたが、子供のころに遊んだガチャガチャの中に、実は海洋堂が手がけたものがあったのではと、館内を歩きながらなんだか懐かしい気持ちになりました。観光客向けの展示施設でありながら、ものづくりの現場をそのまま見せてしまうというコンセプトがユニークで、高知観光のついでに立ち寄るにはちょうどいい規模感の施設だと思います。

見どころ

フィギュア製造の工場見学

一番の見どころは、やはりガラス越しに見られる工場見学です。フィギュアの原型を削ったり、塗装をしたりする様子を実際に見られる機会はなかなかないので、子供たちも「これどうやって作ってるの?」と興味津々で見入っていました。私自身、フィギュアにそこまで強い思い入れがあるわけではなかったのですが、ひとつの作品が職人さんの手作業によって少しずつ形になっていく過程を見ているうちに、すっかり引き込まれてしまいました。

ズームカメラのコーナーでは、細部の塗装作業などをモニター越しに拡大して見ることができ、子供だけでなく大人もじっくり見入ってしまうポイントでした。混雑していなかったこともあり、好きなだけ立ち止まって見学できたのもよかったです。

外部リンク 海洋堂SpaceFactoryなんこく

思った以上に楽しめたフィギュア展示

正直なところ、出発前は面白さもありつつ次の目的地のためのつなぎという位置づけでした。ところが実際に展示エリアを歩いてみると、想像していたよりもずっと楽しめました。

私が特にテンションが上がったのは、子供のころに見ていたアニメのフィギュアが並んでいたコーナーです。「タイムボカン」シリーズのメカや「トップをねらえ!」のガンバスターなど、懐かしい作品のフィギュアが精巧に作り込まれていて、思わず足を止めてじっくり見てしまいました。エヴァンゲリオンやガンダム、マクロスのバルキリーなど、世代を問わず楽しめるラインナップが並んでいるガラスケースもあり、見比べながら歩くだけでも時間を忘れます。

子供たちも、自分たちが知っているアニメやゲームのキャラクターのフィギュアを見つけては楽しんでいました。知っているキャラクターが見つかれば年齢に関係なく楽しめる施設だと感じました。

ガラスケースには一体ずつ丁寧に解説カードが添えられていて、原型を作った造形師さんの名前まで紹介されていたのも印象的でした。普段は何気なく目にしているフィギュアにも、それぞれ作り手がいるのだということが伝わってきて、子供にとってもものづくりへの興味のきっかけになりそうだと感じました。展示の点数がかなり多いので、お気に入りのキャラクターを探すだけでも結構な時間がかかります。じっくり見たい方は、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

巨大ジオラマと宇宙の世界観

館内には、見ごたえのある大型ジオラマもいくつか展示されていました。中でも印象的だったのが、ゴジラが街を襲っている迫力満点のジオラマです。建物の精巧な作り込みと、今にも動き出しそうなゴジラの造形に、子供たちも「すごい迫力!」と興奮していました。

また、施設名に「スペース」と入っているだけあって、月面に着陸したロケットや宇宙服姿の宇宙飛行士、月面探査車などを再現した宇宙テーマのジオラマも見応えがありました。岩肌のごつごつした質感や、星空を思わせる照明の演出も凝っていて、写真映えするスポットのひとつです。入り口付近には大きなライオンの像も置かれていて、施設のシンボル的な存在として記念撮影をする人も多いようでした。

ジオラマはどれも細部まで作り込まれていて、近づいてよく見ると小さな小道具や人形まできちんと配置されているのが分かります。子供たちは「ここに小さい人がいる!」と、隅々まで覗き込みながら宝探しのように楽しんでいました。展示スペースはそこまで広くありませんが、立ち止まってじっくり眺める時間まで含めると、見て回るだけでも結構な時間がかかります。写真を撮りながらゆっくり回るのにちょうどよい規模だと感じました。

グルメ・お土産

館内には小さなショップがあり、海洋堂らしいフィギュアやガチャガチャ(カプセルトイ)のコーナーがありました。

子供たちが知っているキャラクターのフィギュアも多く並んでいたので、お土産として買うかどうか、家族で結構真剣に悩みました。最終的には、値段や持ち帰りやすさも考えて、フィギュアの購入は見送り、海洋生物をモチーフにしたカプセルトイを何回かガチャガチャして楽しみました。手のひらサイズで持ち帰りやすく、子供たちもどれが出てくるかドキドキしながら回していたので、ちょっとしたお土産にはちょうどよかったです。

館内に飲食できるスペースは大きくなかったので、しっかり食事をしたい場合は周辺の飲食店を利用するのがおすすめです。私たちはこの後の予定もあったため、軽く施設を楽しんでから次の目的地へ向かいました。施設は南国市の中心部に近く、周辺には飲食店やコンビニも点在しているので、お昼の時間帯に立ち寄っても食事に困ることはなさそうです。

なお、当日は工場見学の通路をひと通り見学したあと企画展示のフィギュアを眺めるという流れで回りましたが、お土産選びにかかる時間も含めると、思っていたよりじっくり楽しめました。

写真集

ここには全部を上げていませんが、フィギュアのガラスケースを撮った写真がたくさん残っていて、見比べてみると懐かしい作品から最新の作品まで本当に幅広いラインナップだったことが分かります。ゴジラの巨大ジオラマは、迫力をなんとか写真に収めようと何枚も角度を変えて撮影しました。宇宙服の宇宙飛行士や月面探査車のジオラマも、SF好きにはたまらない一枚になりました。入り口のライオン像の前で撮った家族写真も、ちょっとシュールで気に入っている一枚です。

懐かしいアニメのフィギュアをアップで撮った写真は、見返すたびについ説明文まで読み込んでしまいます。特に子供のころ夢中で見ていた作品のフィギュアは、立体になって目の前にあるというだけで不思議な気分になり、何枚も撮ってしまいました。家族写真はもちろんですが、フィギュア単体の写真もたくさん残っていて、後から見返すのが楽しいアルバムができました。

まとめ

おすすめ度:★★★★☆
滞在時間の目安:1〜1.5時間程度(見学・お土産選び込み)

事前情報がほとんどないまま急きょ立ち寄った場所でしたが、フィギュアにさほど詳しくない我が家でも十分に楽しめました。特に工場見学は、職人さんの技を間近で見られる貴重な機会で、子供の「ものづくり」への興味のきっかけにもなりそうです。

懐かしいアニメ作品のファンであれば、お気に入りのキャラクターを見つけて盛り上がれると思いますし、お子さんが好きなアニメやゲームのキャラクターが展示されていれば、それだけで十分楽しんでもらえるはずです。高知観光のついでに少し時間が余ったときや、雨の日のレジャー先としてもおすすめできるスポットでした。

海洋堂SpaceFactoryなんこくホームページなど

海洋堂SpaceFactoryなんこく 公式ホームページ
電話 088-864-6777

入場料(2026年6月現在)
1階工場見学 大人700円 小・中学生300円
プレミアム(フィギュア付き) 大人1,000円 小・中学生600円
未就学児無料
※最新の料金・営業時間は訪問前に公式サイトでご確認ください。

開館時間 10:00〜18:00(最終入館17:30)
休館日 火曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月1日

住所 〒783-0007 高知県南国市大そね甲1623-3
JR後免駅から徒歩約10分、とさでん交通「御免東町」停留所から徒歩約2分
高知自動車道・南国ICから車で約10分、高知龍馬空港から車で約10分
駐車場あり(無料、50台分)