2024年5月、彦根城に行ってきました。
彦根城とは
彦根城は滋賀県彦根市にあるお城です。
日本の国宝にも指定されているそうです。
この城は、江戸時代に彦根藩の政庁として使用されました。
彦根藩と言われても歴史に疎い私にはピンときませんでしたが、
譜代大名である井伊家が治めていたそうです。
譜代大名なので、関ヶ原の戦い以前から徳川に仕えていた家ですね。
歴史で出てくる「大老 井伊直弼」の井伊家です。
2016年にNHKの大河ドラマ「おんな城主直虎」で取り上げられた井伊直虎は、
この井伊家のは女性当主だそうです。実在の人物かどうかは諸説あるようですが。
大半の城は明治に入ってから廃城令で取り壊されたものの、彦根城はそれを逃れてそのまま保存されています。
なので、戦後に再建されたお城と違って当時の作りのまま保存されている数少ない城ということになります。
天守、附櫓及び多聞櫓は国宝に指定され、城跡は特別史跡となっています。
彦根城は、美と高い軍事的機能を併せ持つ名城として知られています。
正直に白状しますと、きろへるはひこにゃんが登場するまで彦根城を意識したことはありませんでした。
その昔遊んでいたPCゲーム「太閤立志伝」で近くに長浜城があったんだなぁ~程度の認識だったのですが、家族旅行に行く前に調べてみると、長浜城が廃城になったときの資材を彦根城に使ったとのこと。
これはちょっとびっくり。
よく考えると城を作るには膨大な資材が必要だから、使わなくなった城の資材を流用するというのは合理的だと感じて、すごく興味がわきました。
天守閣に登ってみました
きろへるはお城マニアではないのですが、旅行先で立ち寄ったお城には登るようにしています。
とはいえ、当時のまま残っているお城は珍しいので、戦後に再建されたものばかりですが。
そして今回も天守閣にも登って見たのですが、、、
階段の角度のエグさにかなりビビりました。
多分60°位の角度なのですが、上り下りする体感ではまるで梯子のようです。
そういえば古い長屋なんかの階段も急だったような遠い記憶が、、、
階段というデッドスペースを小さくくする狙いもあるのかもしれませんが、
非常に上りにくいので、攻め込まれたときに撃退するためだったのか?色々考えさせられました。
彦根城は平地(正しくは丘かな)に建築されているので、標高としてはさして高いところにはありませんが、遠くに琵琶湖が見えるなど見晴らしおは良かったです。城ですものね。
城内には50以上の建物があるそうで、
その中には国宝に指定された天守閣や重要文化財に指定された櫓や門などが含まれています。
彦根城は、日本の歴史と文化を学べる場所です。歴史のある展示物とあわせて楽しめました。
ひこにゃん
今はは彦根城のヌシとして「ひこにゃん」がいますね。
きろへるは「くまモン」が大好きなのですが、
彼のライバルであるひこにゃんにも会ってきましたよ。
子供たちがひこにゃんを認知していたのかどうか知りませんが、イベントの時は人ごみに紛れて前の方であってきたようです。きろへるは人ごみが嫌いなので、人ごみから離れて奥の方からそっと眺めていたのですが。
私が彦根城を訪れた日は、1日で3回のイベントをやっていました。
博物館前など観光客が見て回るような施設の前で。
写真を撮り損ねたのですが、ひこにゃんカー?的な小型の電気自動車がありました。赤備を意識した意匠のやつが。
あの頭の大きさで乗れるかどうか怪しいものの、ちょっと見てみたかった。
写真集
郵便ポストは彦根城の駐車場から城内に向かう途中で見かけました。
地域の方の彦根城愛を感じます。
有料ではありますが静かな公園という一面もあり、ベンチで読書をしている近所の方(たぶん)もいたりして憩いの場としても活用されているようです。
写真は掲載していませんが彦根城の近くに商店街があって、城下町を散策する気分を味わえてとても楽しめました。
天気に恵まれたため城からの眺めがとてもよく、琵琶湖が近く感じられ、
よく手入れされた庭や木々のなかを歩くのも気持ちよかったです。
彦根城ホームページなど
彦根城の観覧案内(彦根市)
有料エリアと無料エリアがあります。
住所 〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1-1
JR彦根駅から徒歩15分ほど
車の場合はすぐ近くに駐車場があります。(2024年5月時点で1000円/日)