ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 鬼滅の刃 XRライド ~刀鍛冶の里を疾走せよ~ の失敗談

ストーリーのネタバレはしないように気を付けます。
ここでは、せっかく楽しみにしていたアトラクションの途中でアクシデントが発生し、楽しむことができなかった娘の体験談を綴ります。同じ失敗が皆さんに起きないことを祈ります。

ちなみにその後、娘は再度行列に並び、無事にこのアトラクションを楽しむことができました。

鬼滅の刃 XRライド ~刀鍛冶の里を疾走せよ~ とは

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクションです。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの紹介ページ(公式ページへ)

VRゴーグルを装着して、ジェットコースターに乗り込みます。
自分自身が登場人物として物語の中に入っていく体験型のアトラクションです。

宙返りはしないのと、後ろ向きには走らないオーソドックスなコースターで、建物の中を走ることから、某ネズミの国のスペースマウンテンのようなものです。

ただ、VRの迫力は素晴らしく、コースターの疾走感とVRを通じて見るアクションのスピード感が融合している大変楽しいアトラクションです。

待ち時間が3時間近くになるのも分かる気がします。

さて、本命となる失敗談

勿体付けるつもりもないのでお話しすると、
ズバリ「VRゴーグルが外れてしまった!」という失敗です。

先にも書いた通り、このアトラクションはVRゴーグルというそれなりに重量のある機械を頭に装着して、ジェットコースターに乗るわけなのですが、当然そのうえで楽しめるように注意事項の説明があります。

VRゴーグルをしっかり装着すること、ゴーグルのゴムバンドを強く締めてしっかり頭に固定すること。

これは私も子供たちもしっかり聞いていた(はず)のですが、「しっかり」のレベルに個人差があったようで、後で娘に聞くと「ちょっと弱かったかも」と言っていました。

さらに対処を難しくしたのが、このアトラクションは2名単位でコースターに乗る点です。

きろへる家はきろへる本人、家内、娘(小5)、息子(小4)の4人家族です。

で、家内はコースター系が大の苦手で、この鬼滅の刃 XRライドは、自分は外で待っているから3人で言ってきて!となりました。

このため2人と1人で分かれることになったのですが、ここで深く考えず、子供たちの希望で子供2人が一緒に乗って、きろへるが他のグループの方と相乗りすることになりました。

このアトラクションでは、コースターに乗り込んだあとでキャストさんからゴーグルを受け取って自分で装着します。キャストさんから「大丈夫ですか?」と声をかけてもらうので、十分意識はできるのですが、、、

多分、娘はゴムバンドを軽く締める程度だったのでしょう。
娘が身に着けたゴーグルは最初の横揺れでズレてしまったそうです。

その後のコースターの縦横無尽な動きに耐えられずゴーグルのずれは大きくなり、娘はゴーグルがコースに落ちないように胸に抱えるのが精いっぱいで、走行中の再装着はできませんでした。

隣の息子も含めて、周りの悲鳴・歓声と、ゴーグルから聞こえるアトラクションの音声だけは聞こえていて、どういう物語だったのかは分かり、それはそれで想像しながら楽しもうとしたようですが、当然ながら周りは暗闇で何も見えず、、、という残念な結果になりました。

教訓! ゴーグルのゴムバンドは力を入れてガッチリ締めよう!

そして娘のリベンジ

この時、きろへる家はJTBのアーリー・パークインのサービスで一般のお客様よりも早くUSJ内に入っていました。
と言っても、最初に並ぶ時間だけ早めに入る程度のアドバンテージでしたが。

この日は他に回りたいアトラクションもあったので、娘もいったんはこのアトラクションをあきらめて次のお目当て(ミニオン・ハチャメチャ・ライド)へ向かったのですが「できればもう1回行きたい」と本音が。

本人は鬼滅の刃が大好きなので、夜遅めの時間に再度並ぶことにしました。

このアトラクションはUSJ全体の中でも特に人気のようで、2日間の滞在中、常に待ち時間は他のアトラクションよりも多く最大3時間ほどになっていました。

なので、ここは近くのホテルに宿泊している強みを生かして、最後に並ぼうという作戦です。
実際には2時間待ちではありましたが、娘はそれでも並ぶと言い切りました。

ちなみに、この時点できろへる家は2手に分かれていまして、家内と息子は、息子が乗りたいアトラクションを回り、私と娘は鬼滅の刃へ再挑戦でした。

夜ともなると、1日中歩き回っていたため足に疲れが出ていましたが、娘は足が痛いと零しつつ、泣き言は言わず、むしろ楽しくおしゃべりをして待ち時間を過ごし、コースターへの乗り込み時には娘に「痛くて良いいからパパが私のゴムバンドを締めて!」と言ってきたので、それなりの力で締めてあげました。

せっかくのアトラクションを楽しむために

VRゴーグルを装着した経験がある方ならお分かりかと思いますが、それなりに重量があります。

また、アトラクションの名前に「ライド」と名がつくように、乗り物に乗って動きます。
しかも「鬼滅の刃」です。激しく動くに決まっています。

だから、VRゴーグルの装着について子供たちに「しっかり締めてね」と伝える代わりに、「思いっきり締めてね!」と言ってあげれば良かったなと、今となっては思います。

このアトラクション自体は暗闇の中で疾走するのですが、隣に大人が乗っていても、外れたゴーグルをつけてあげるのは難しいと思います。そもそも激しく動いているうえに、見えてくるのは鬼滅の刃の世界なので、子供頭もゴーグルも見えません。

大人が同乗できるのであれば、大人がゴムバンドを締めてあげれば安心です。
小さいお子さんと楽しむ際には、大人と子供で隣に乗ってあげるとよいと思います。