小田原城|梅と天守閣を巡る神奈川の家族おでかけスポット

小田原城 青空に映える白亜の天守閣 家族旅行
小田原城 青空に映える白亜の天守閣

小田原城 ── 白亜の天守閣と梅の香りに包まれる神奈川さんぽ

この記事でわかること

  • 小田原城がどんな場所か
  • 天守閣や梅まつりで体験できること
  • 訪れるベストシーズン・時間帯
  • アクセス方法

小田原城ってどんなところ?

小田原城は、神奈川県小田原市にある城址公園です。戦国時代に関東を支配した北条氏の本拠地として知られています。

白亜の天守閣を中心に、堀や石垣、門が復元されていて、公園全体を歩くだけでも戦国時代の雰囲気を感じられます。

入り口の馬出門から銅門、常盤木門と、いくつもの門をくぐりながら天守閣へ近づいていく構成になっていて、道のりそのものが見どころのひとつです。

さらに毎年2月には「小田原梅まつり」が開催され、園内が紅梅・白梅で彩られます。天守閣見学と花見を一度に楽しめるのが、小田原城ならではの魅力です。

天守閣の入館料は大人1,000円と観光地の中では手ごろな価格で、公園そのものへの入園は無料です。天守閣に登らず、公園を散策するだけの日帰りお出かけにも向いています。

  • 場所・エリア:神奈川県小田原市
  • 特徴:戦国時代の歴史と梅の名所を同時に楽しめる城址公園
  • こんな人におすすめ:小さな子ども連れの家族、歴史や季節の花を楽しみたい人

見どころ・ここが魅力

魅力①:北条五代を支えた難攻不落の天守閣

小田原城は、1495年ごろに北条早雲が大森氏から奪取して以来、北条氏綱から氏直まで5代にわたる居城でした。

上杉謙信や武田信玄の攻撃も退けたことから「難攻不落」と呼ばれ、関東屈指の巨大な城として恐れられていたそうです。

1590年には豊臣秀吉が数十万の大軍で包囲する「小田原征伐」が起こりました。約3ヶ月におよぶ籠城戦の末、城はほぼ無血で開城しています。

現在の天守閣は、明治初期に取り壊された後、1960年(昭和35年)に鉄筋コンクリート造で復興されたものです。市制20周年を記念し、市民の寄付を募る「瓦一枚運動」によって建てられました。

高さは38.7m、3重4階の複合式天守で、最上階の展望デッキ(標高約60m)からは相模湾を一望できます。晴れた日には房総半島まで見えることもあるそうです。

2015年から2016年にかけては「平成の大改修」が行われ、耐震補強とあわせて展示内容も一新されました。1階は江戸時代の小田原城、2階は北条氏の歴史を紹介する構成になっています。

魅力②:約250本の梅が彩る「小田原梅まつり」

小田原城址公園は、実は梅の名所でもあります。園内には紅梅・白梅あわせて約250本が植えられています。

梅は銅門広場や東堀(花菖蒲園前)、歴史見聞館や郷土資料館の前、天守閣周辺など、園内のあちこちで見ることができます。

例年2月上旬から3月上旬にかけて「小田原梅まつり」が開催され、天守閣と梅の共演を楽しめる期間限定の景色が広がります。

歴史的な建物と花の組み合わせは写真映えもするので、天守閣を見学したついでに、梅の木の下をのんびり歩いてみるのもおすすめです。

魅力③:梅の枝にひょっこり現れる「メジロ」

梅が見頃を迎えるころ、園内の梅の木では小鳥が花の蜜を吸いに来ている姿を見かけることがあります。目の周りが白いリング状になっているのが特徴のメジロです。

黄緑色の体に白いアイリングというかわいらしい見た目から、梅の枝にとまる姿はSNSでもよく紹介されています。

ちなみに「梅にウグイス」という言葉から、この鳥をウグイスだと思う方も多いようです。実際のウグイスは茶褐色で藪の中に隠れていることが多く、姿を見せるのは稀な鳥です。梅の枝で見かける黄緑色の鳥の多くはメジロなので、覚えておくと子どもに教えてあげられます。

双眼鏡がなくても肉眼で十分に観察できるので、天守閣見学の合間に、梅の木を見上げてみてください。

スマートフォンのカメラでもズーム機能を使えば撮影できることが多いので、子どもと一緒に「見つけっこ」をしながら歩くのも楽しい過ごし方です。

体験できること

体験所要時間料金目安ひとことポイント
天守閣見学30分〜1時間大人1,000円/小中学生300円戦国時代から現代までの歴史展示と絶景の展望デッキ
常盤木門SAMURAI館・甲冑着付け体験15〜30分施設により異なる武士の鎧を着て記念撮影ができる
NINJA館(歴史見聞館)20〜30分施設により異なる忍者をテーマにした展示で子どもも楽しめる
梅林散策・野鳥観察30分〜1時間無料梅まつり期間中は紅梅・白梅とメジロ観察が楽しめる
こども遊園地自由施設により異なる遊具もあり、小さな子どもの息抜きに便利

天守閣の入館券があれば、追加料金なしで常盤木門SAMURAI館にも入館できます。見学の順番を工夫すると、公園内を効率よくまわれます。

おすすめの過ごし方

  • 所要時間の目安:半日
  • 10:00 馬出門・学橋から入園し、赤い欄干を眺めながら銅門方面へ
  • 10:30 銅門広場や東堀沿いの梅を眺めつつ、天守閣へ向かって散策
  • 11:15 天守閣を見学し、展望デッキから相模湾を眺める
  • 12:15 常盤木門SAMURAI館やNINJA館を見学
  • 13:00 こども遊園地で少し遊んでから、公園周辺でランチ

天守閣は階段での移動が中心になるので、ベビーカーは公園内の散策のみに使い、天守閣見学は抱っこひもに切り替えるとスムーズです。

公園から小田原駅までは徒歩約10分なので、帰りに駅周辺で早めの夕食やお土産探しを組み込んでも、無理のない日程になります。

訪れるベストシーズン・時間帯

  • おすすめの季節:2月上旬〜3月上旬── 「小田原梅まつり」の期間で、天守閣と梅を同時に楽しめる
  • おすすめの時間帯:午前中── 開館直後は比較的空いていて、天守閣の展望デッキもゆっくり眺められる
  • 混雑を避けるコツ:土日祝日は駐車場が混みやすいので、電車でのアクセスや早めの時間帯がおすすめ

梅まつりの時期は日中まだ肌寒い日もありますが、天気の良い日は日なたを歩いていると上着がいらないくらい暖かく感じることもあります。念のため、脱ぎ着しやすい服装で出かけると安心です。

写真で見る小田原城

小田原城 赤い欄干が印象的な学橋・馬出門周辺
小田原城 赤い欄干が印象的な学橋・馬出門周辺

赤い欄干が目を引く学橋・馬出門周辺
お堀にかかる朱塗りの学橋を渡り、馬出門をくぐって天守閣へ向かいます。松の木とのコントラストも美しいスポットです。

梅の枝にとまるメジロ
天守閣周辺エリアでも、紅梅と白梅が並んで咲く様子を見ることができます。記念撮影スポットとしても人気です。紅梅・白梅の花にとまり、蜜を吸っている様子です。黄緑色の体と白いアイリングが特徴で、梅まつりの時期ならではの出会いです。

アクセス

  • 住所:神奈川県小田原市城内6番1号
  • 電車で:JR・小田急・箱根登山鉄道・伊豆箱根鉄道「小田原駅」から徒歩約10分
  • 車で:西湘バイパス「小田原IC」から約5分、小田原厚木道路「荻窪IC」から約10分、東名高速道路「大井松田IC」から約40分
  • 駐車場:城内に一般駐車場はなし。周辺の有料駐車場を利用(土日祝日は混雑するため公共交通機関がおすすめ)
  • 天守閣開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:12月第2水曜日、12月31日〜1月1日
  • 入館料:大人1,000円、小中学生300円(団体30人以上は大人800円、小中学生240円)
  • 公式サイト:小田原城【公式】

Googleマップで大きく見る

あわせて読みたい関連記事

まとめ

小田原城は、北条五代の歴史を伝える天守閣と、約250本の梅が彩る「小田原梅まつり」を一度に楽しめる城址公園です。

梅の枝でメジロを見つけたり、赤い欄干の学橋を渡ったりと、歴史散策だけでなく季節の自然も感じられるのが魅力です。

天守閣の見学からこども遊園地まで、家族の年齢に合わせて過ごし方を選べるのも小田原城ならではの良さです。

梅の花と天守閣、そして運が良ければメジロにも出会える季節限定の景色を、次のお休みにぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました